28日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が小幅ながら続伸し、前日比24.69ドル高の5万0668.97ドルで取引を終えました。終値としての最高値を連日で更新し、市場の強気ムードが続いています。
米イラン停戦延長への期待が買いを誘う
買い注文が優勢となった背景には、米国とイランの停戦合意延長への期待感があります。米政府関係者は28日、両国の交渉担当者が60日間の停戦延長とイラン核問題の協議開始を目的とした覚書の締結に暫定的に合意したと表明しました。このニュースを受けて、投資家の間でリスク選好の動きが強まりました。
しかし、イラン側からは暫定合意に関する報道は「事実ではない」との否定が伝わり、上げ幅は限定的となりました。市場では、今後の交渉の行方に注目が集まっています。
ナスダックも続伸、最高値を更新
ハイテク株主体のナスダック総合指数は6営業日続伸し、242.74ポイント高の2万6917.47で終了。こちらも終値の最高値を更新し、ハイテクセクターの好調が目立ちました。
個別銘柄では、IT大手のIBMやスポーツ用品のナイキの上昇が顕著でした。一方、建設機械のキャタピラーは売りが先行し、下落しました。
市場参加者は、米イラン協議の進展や経済指標の動向を引き続き注視しています。



