週明け4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所では、原油先物相場が3営業日ぶりに反発しました。指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しは、前週末比4.48ドル高の1バレル=106.42ドルで取引を終えています。
中東情勢の悪化が引き金に
ロイター通信によると、イランから発射された無人機による攻撃で、アラブ首長国連邦(UAE)の石油産業地区で大規模な火災が発生しました。さらに、ホルムズ海峡では複数の船舶が攻撃を受け、韓国企業が運航する貨物船にも被害が及んだ可能性が指摘されています。これにより、同海峡の通航を巡る不透明感が一段と高まり、市場では供給混乱への警戒感が広がりました。
ホルムズ海峡の重要性
ホルムズ海峡は、湾岸産油国から原油や液化天然ガス(LNG)を世界市場に運ぶための重要な航路です。今回の攻撃によって、エネルギー供給の安定性に対する不安が強まり、買い注文が膨らむ結果となりました。
市場関係者は、今後のイランとUAEの対応や、国際社会の動向に注目しています。さらなる緊張の高まりがあれば、原油価格はさらに上昇する可能性もあるとみられています。



