米、イランへの限定的攻撃再開を検討 行き詰まり打開狙い
米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、トランプ大統領と側近らが、戦闘終結を巡るイランとの初協議が合意に至らなかったことを受け、イランへの限定的な攻撃の再開を検討していると報じた。この動きは、現在の行き詰まりを打開することを狙っているとされる。
トランプ氏の攻撃宣言と選択肢
トランプ大統領は12日、ホルムズ海峡を「封鎖」すると宣言したが、さらに限定的な攻撃を仕掛ける選択肢を検討しているという。一方で、全面的な攻撃は地域の不安定化を招く可能性があり、その可能性は低いと見られている。
トランプ氏は同日、FOXニュースのインタビューにおいて、イランの海水淡水化施設や発電所への攻撃に言及した。これにより、具体的な標的が示唆され、攻撃の範囲が限定的であることが強調されている。
背景と国際的な影響
この検討は、イランとの初協議が失敗に終わったことを受けたもので、米国政府が外交的解決の行き詰まりを打開するための手段として、軍事オプションを再評価していることを示している。限定的な攻撃は、イランに圧力をかけつつ、全面戦争へのエスカレーションを避ける意図があると分析されている。
国際社会では、この動きが中東地域の緊張をさらに高める可能性があると懸念されており、今後の展開が注目される。



