米ニュースサイト「ポリティコ」は4日、米国防総省がドイツへの巡航ミサイル「トマホーク」配備計画を中止する見通しであると報じた。ロシアに緊張を高める行為とみなされ、反発を招くのを懸念したためとしている。
背景と影響
トランプ米政権はドイツを含む北大西洋条約機構(NATO)加盟国への関与を縮小しており、対ロシア抑止力の低下への警戒感が広がっている。また、対イラン軍事作戦でトマホークを含むミサイルを数千発消費しており、備蓄不足への懸念も中止の一因となった可能性がある。
日本の調達への影響
トマホークを巡っては、日本の取得予定分も備蓄不足により納入が大幅に遅れる見込みだと指摘されている。日本政府はトマホークを敵基地攻撃能力の一環として取得する計画だったが、今回の動きで遅延が確実となった。
米国の戦略見直しはNATO全体の防衛態勢にも影響を与えるとみられ、欧州各国は独自の防衛力強化を迫られる可能性がある。



