名古屋市は3日、2026年秋に開催されるアジア・アジアパラ大会(愛知・名古屋大会)に向けて募集していたボランティア「なごやウェルカムサポーター」について、当初の想定を大きく上回る2900人余りから応募があったと発表した。これを受け、市は採用枠を当初予定の約600人から倍の約1200人に拡大し、近く抽選結果を応募者に通知する。
市独自のボランティア制度
ウェルカムサポーターは、大会組織委員会などが募集する通常のボランティアとは別に、名古屋市が独自に実施する取り組み。市内の駅で選手や関係者に対して観光案内や交通情報の提供を行うほか、開閉会式や大会関連イベントでの運営サポートを担う。募集は3月から5月にかけて、市内在住、在学、在勤者を対象に行われた。
幅広い年代から応募
定例会見で広沢一郎市長は、多数の応募があったことについて「ありがたい。大会に向けた機運の高まりが表れている」と歓迎の意を示した。応募者には学生から中高年まで幅広い年代が含まれており、留学生など外国人約100人も応募しているという。市アジア・アジアパラ競技大会推進課は、募集時期が大会間近だったことや、最短1日から活動できる手軽さが応募増加の要因と分析している。
ユニホームもお披露目
同時に、参加者に支給するユニホームも公開された。ポロシャツとウインドブレーカーの2種類で、市内出身のイラストレーター、オオシカケンイチさんが「名古屋のおもてなし」をテーマにデザイン。名古屋城やFUJIなごや科学館(市科学館)、東山動植物園のゴリラ、名古屋港水族館のシャチなどを組み合わせ、一つの大きな金シャチを描いている。
広沢市長は「サポーターには温かいおもてなしをしてほしい。抽選に外れてしまう方にも競技を見たり、交流サイト(SNS)で発信したりと、機運醸成に協力してもらえれば」と期待を込めた。



