米西部ワシントン州にある日本製紙グループ子会社「日本ダイナウェーブ・パッケージング」の工場で発生した薬品タンクの破裂事故で、行方不明者全員が遺体で見つかり、死者が11人となったことが明らかになった。日本製紙と地元消防当局が発表した。
事故の概要
事故は2026年5月26日午前に発生。タンクには紙の原料製造過程で使用される化学薬品が入っていた。破裂の衝撃で周辺作業員が巻き込まれ、多数の死傷者が出た。米メディアは「この数十年で米国で最も死者数の多い労災事故の一つ」と報じ、衝撃が広がっている。
被害状況と対応
地元消防当局によると、現場で働く日本人従業員に死傷者はいなかった。現在、消防が事故の詳しい原因を調査中。日本製紙は「遺族や関係者への対応を最優先する」とコメントしている。
この事故は、米国における労働安全の在り方に改めて疑問を投げかけるものとなった。専門家は「タンクの老朽化やメンテナンス不足が原因の可能性がある」と指摘している。



