ケニア裁判所、米国人隔離施設計画を一時停止命令…人権団体の反発受け
ケニア裁判所、米国人隔離施設計画を一時停止命令

【ヨハネスブルク=高木文一】AFP通信によると、エボラ出血熱の感染が疑われる米国人を隔離する施設を米国がケニアに設置する計画について、ケニアの裁判所は29日、人権団体からの訴えを受けて計画の一時停止を命じた。

背景と計画の詳細

米政府は28日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国などでのエボラ出血熱の流行を受け、感染の疑いがある米国人をケニアに移送して隔離する施設を29日から運用すると発表した。この施設は、感染拡大を防ぐための措置とされている。

人権団体の反発

ケニアの人権団体は、計画が一方的かつ秘密裏に進められてきたとして問題視し、施設の運用停止などを求めていた。ケニアでは今回の流行による感染者は確認されておらず、計画への反発が高まっている。

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感染状況

世界保健機関(WHO)によると、29日時点で、コンゴ民主共和国のエボラ出血熱の感染者は125人、感染した疑いのある患者は906人となった。感染拡大に歯止めがかかっていない。

ケニアの裁判所の決定は、人権団体の訴えを認めたもので、今後の議論に影響を与える可能性がある。米国は計画の透明性を高める必要に迫られている。

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