24日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=159円台後半で推移した。午後5時現在の水準は、前日比で08銭の円安・ドル高となり、1ドル=159円67~69銭で取引を終えた。一方、ユーロに対しては円高が進行し、1ユーロ=186円66~70銭と、12銭の円高・ユーロ安となった。
中東情勢の不透明感が影響
市場では、中東情勢の先行きが不透明であることを背景に、「有事のドル買い」がやや優勢となった。地政学的リスクの高まりが、安全資産とされるドルへの需要を押し上げた形だ。
財務相発言で介入警戒感
しかし、片山さつき財務相が24日の記者会見で、「投機的な動きに対しては断固として強い措置を取れる」と述べたことが伝わると、為替介入への警戒感が急速に強まった。これにより、円を買い戻す動きが広がり、円安の勢いは一時的に鈍った。
市場関係者は、「介入への警戒感は強く、160円を超えて円安が進む展開は考えづらい」との見方を示している。今後の為替動向は、中東情勢の展開や政府・日銀の対応に左右される可能性が高い。



