3日の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落し、前日(午後5時)比0.02銭円安・ドル高の1ドル=159円70~71銭で大方の取引を終えた。日銀本店での取引では、対ユーロで52銭円高・ユーロ安の1ユーロ=185円50~54銭となった。
市場の動向
この日の円相場は、朝方からやや円安方向で推移した。米長期金利の上昇を背景にドル買いが優勢となり、一時159円台後半に下落する場面もあった。しかし、月末を控えた実需の円買いや輸出企業の売り持ち高調整などが下支えし、終盤は159円70銭台で安定した。
一方、ユーロは対円で下落。欧州中央銀行(ECB)の追加利上げ観測が後退し、ユーロ売りが進んだ。市場では「ユーロ圏の景気減速懸念が重しとなっている」との指摘があった。
今後の見通し
市場関係者は「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了観測と、日銀の金融政策正常化への思惑が交錯し、円相場は方向感を欠きやすい」と分析。短期的には159円台を中心とした値動きが続くとみられる。



