ユニチカは29日、中東情勢の悪化による原油価格の高騰を受け、包装用フィルムの価格を6月21日出荷分から引き上げると発表した。値上げ幅は500平方メートル当たり300~700円となる。対象はソーセージやスープなどの包装に使用されるフィルムで、同社は4月にも同様の値上げを実施している。
値上げの背景
包装用フィルムの原料は、ナフサから生成されるナイロンやポリエステルである。ユニチカは声明で「主原料価格の高騰に加え、想定を大幅に上回る燃料費などの上昇が続いており、自助努力のみではコストを吸収することが困難になった」と説明している。
業界全体の動き
同業他社でも値上げの動きが広がっている。グンゼと東洋紡も28日、包装用フィルムの再値上げを発表しており、業界全体でコスト上昇に対応する動きが加速している。



