NTTと三菱マテリアルは3日、通信機器などに含まれる金属の再利用を推進するための新会社を設立すると発表した。データセンターや電気自動車(EV)での利用で需要が急増している銅を中心に扱う。世界で銅資源の奪い合いが起きており、安定的な確保のために「都市鉱山」の活用を推進する狙いだ。
新会社「NTTサーキュラスト」の概要
新会社は「NTTサーキュラスト」で、7月1日に設立する。まずNTTグループのIT機器などから金属を回収し、三菱マテリアルに委託してリサイクル処理を行い、再生材として販売する。来年度以降に回収対象を他の企業や個人にも広げる。
情報プラットフォームの整備
資源の回収から再生材の製造、販売までの過程を追跡可能にする情報プラットフォームを整備し、外部にも提供する。リサイクル情報を可視化して信頼性を高めることで、環境対応をアピールしたい企業を顧客としたい考えだ。
銅スクラップの海外流出問題
銅の価格高騰に伴い再生材の原料となる銅スクラップの価格が高騰し、海外への流出が問題になっている。新会社の取り組みにより、国内での循環利用を促進し、資源の安定確保を目指す。



