パナソニックHD、デザイン開発の舞台裏を公開 京都市でイベント開催
パナソニックHD、デザイン開発の舞台裏を公開 (16.02.2026)

パナソニックHD、デザイン開発の舞台裏を公開 京都市でイベント開催

パナソニックホールディングス(HD)は、家電やアプリケーションのデザイン開発過程を展示するイベントを、2026年2月19日から21日まで「パナソニックデザイン京都」(京都市)で開催します。このイベントでは、製品が最終形に仕上がるまでの発想の経緯や試作品を段階ごとに紹介し、参加者は無料で事前予約制で見学できます。

斬新なデザインの電気シェーバーと家庭用ロボットの試作品を展示

イベントでは、10件を超えるパナソニックの家電やサービスを取り上げ、開発の舞台裏や設計思想を詳しく解説します。特に注目されるのは、持ち手がない斬新なデザインで話題を集めた電気シェーバー「ラムダッシュパームイン」です。このブースでは、従来の「持ち手がある」という常識を再定義するに至った市場調査の結果や、開発途中の試作品を展示します。

また、家庭用ロボット「NICOBO(ニコボ)」のコーナーでは、試作品や確定前のロゴ、開発途中の外皮などを見ることができます。これにより、製品がどのように進化してきたのか、そのプロセスを具体的に理解できるようになっています。

デザイン統括者が語る「プロセスの可視化」と社外への展開

デザインを統括する木村博光氏は、このイベントについて「価値が生まれるまでの意思決定と共創のプロセスを見える化した」と説明しています。パナソニックHDは、デザインに関する知見を活用し、2026年1月から社外の企業などに将来の事業や経営について助言するコンサルティングサービスを開始するなど、デザインを起点とした発信を強化しています。

この取り組みは、単なる製品展示にとどまらず、企業のイノベーション戦略の一環として位置づけられており、関西地域から発信される技術とデザインの融合を象徴するイベントとなっています。