「推し活」視点でジャーナリズムを探る、朝日新聞労組が5・3集会をオンライン開催
「推し活」視点でジャーナリズムを探る5・3集会

「第39回言論の自由を考える5・3集会」が3日、オンラインで開催された。この集会は朝日新聞阪神支局襲撃事件をきっかけに始まり、朝日新聞労働組合が主催している。今年のテーマは「ジャーナリストは推せる? 『推し活』時代のメディア」。パネリストたちが語り合い、約300人が視聴した。

「推し活」からメディアを考える

コーディネーターを務めた立命館大教授の根津朝彦さんは、「若い人たちに新聞やジャーナリズムにいかに関心を持ってもらい、味方となってもらうかを、『推し活』という視点で探りたい」と問題提起した。

アイドルグループ「ショコラミ」プロデューサーの宮前真樹さんは、「推し活では、共感してもらうことが一番大事。仲間を増やしていくイメージだ」と語り、ファンとの関係構築の重要性を強調した。

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ジャーナリズムの課題と可能性

ジャーナリストの浜田敬子さんは、「どういう記事を作っていくのかというところから発信しないと、本末転倒になる」と指摘。記事の質と発信方法のバランスの重要性を説いた。

東京大大学院教授の田中東子さんは、「自分たちの新聞社が重要と思っているテーマを読みたいファンを育てていく視点も必要だ」と述べ、読者との長期的な関係構築の必要性を訴えた。

今回の集会では、従来のメディアと「推し活」という新しい文化の接点を模索する議論が展開され、参加者からは活発な意見が寄せられた。

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