八代目尾上菊五郎さん、福岡で船乗り込みに登場
2026年5月30日、福岡市で歌舞伎の初夏の風物詩「船乗り込み」が行われ、八代目尾上菊五郎さんと六代目尾上菊之助さんの親子が小舟に乗って市中心部を巡りました。6月2日に初日を迎える博多座公演で襲名披露する二人に対し、川沿いに集まった大勢のファンから大きな声援が送られました。
船乗り込みの歴史と今年の特徴
船乗り込みは例年、大阪と福岡の2カ所で実施されてきましたが、今年5月に大阪松竹座が閉館したため、福岡のみでの開催となりました。晴天の下、役者名が染め抜かれたのぼり旗で飾られた船は、おはやしとともに約800メートルの道のりをゆっくりと航行。観客から投げ込まれる紙吹雪も舞い、華やかな雰囲気に包まれました。
ファンの熱狂
尾上親子を乗せた船が通ると、屋号の「音羽屋!」などと叫ぶ威勢のいいかけ声が響き渡り、ファンの熱気が感じられました。今回の船乗り込みは、襲名披露を間近に控えた菊五郎さんと菊之助さんにとって特別な意味を持つイベントとなりました。
博多座公演では、八代目尾上菊五郎さんの襲名披露が行われ、多くの歌舞伎ファンが期待を寄せています。初夏の風物詩として親しまれる船乗り込みは、福岡の街に彩りを添え、歌舞伎の伝統を未来へつなぐ重要な行事として今後も続いていくことでしょう。



