都心のオフィス街に広がる桜色のじゅうたん
見上げるような高層ビルが立ち並ぶ東京都港区のオフィス街で、足元に目をやると、桜色のじゅうたんが広がっている。地下鉄三田駅近くの「住友不動産東京三田ガーデンタワー」の広場では、4万株以上のシバザクラが見頃を迎え、訪れる人々の目を楽しませている。
シバザクラの特徴と見どころ
シバザクラは、芝のように地面を覆い、花が桜に似ていることから「芝桜」と名付けられた。ハナシノブ科の多年草で、冬場は一面の緑がオフィスを行き交う人たちの心を癒やす。隣接する「住友不動産東京三田サウスタワー」の敷地も彩り、両タワーの緑地にはミツバツツジやサルスベリ、イロハモミジなど約70種類の植物が植えられている。
今年はシバザクラの開花が例年より遅かった分、ゴールデンウイークのころまで楽しめるという。小ぶりの花の撮影には苦心したが、都心とは思えない静かな空間を堪能できる。写真を撮ったり、散歩をしたりする人々の姿も見られた。
観賞のポイント
観賞はビルの中からも可能だ。ガーデンタワー内は午前7時~午後10時、サウスタワーのロビーでは午前7時~午後9時(土日祝は午後7時)まで開放されている。ビルの谷間で春の借景を味わうには絶好のスポットとなっている。
写真と文・池田まみ



