古墳巡りの新たな楽しみ「御墳印」 栃木県内初、小山市の国史跡で販売開始
古墳巡りの新たな楽しみ「御墳印」 栃木県内初販売

小山市観光協会は、同市飯塚にある国指定史跡の摩利支天塚古墳と琵琶塚古墳を訪れた記念となる「御墳印」の発行・販売を始めた。これは寺社の「御朱印」や城の「御城印」の古墳版であり、各地の古墳で広がりを見せている。県内の古墳としては初めての発行となる。

御墳印の詳細

発行された御墳印はA6判サイズで、1枚税込み300円。古墳名や等高線、出土物などが描かれており、築造時期などを説明した紙も付属する。今年2月末から販売を開始し、現在は月に10枚前後売れているという。

販売窓口の反応

販売窓口のある「おやま本場結城紬クラフト館」(JR小山駅西口)の担当者は「古墳を訪ねた人だけでなく、窓口で御墳印を見て買ってくれる人も増えた。少しずつ知名度が上がっている気がする」と話す。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

古墳の概要

摩利支天塚古墳は墳丘長120.5メートルで5世紀末から6世紀初め、琵琶塚古墳は同124.8メートルで6世紀前半にそれぞれ築造された。古代下毛野国の中心が思川周辺に移った時の初代と2代目の首長の墓と考えられ、いずれも県内最大級の前方後円墳である。

御墳印の広がり

御墳印は6年前、名古屋市の博物館が発行したのが始まり。関東では埼玉古墳群のある埼玉県行田市が3年前に同県内の古墳のある市町と協力して発行を開始した。古墳を巡る観光周遊ルートを広域で盛り上げたいと、県外の自治体にも連携を呼びかけ、小山市観光協会も応じる形となった。

今後の展開

同協会によると、近年「古墳観光」が人気を集めており、御墳印は10以上の府県で発行されるようになった。同協会は、国指定史跡で国内最大級の円墳「車塚古墳」のある壬生町や宇都宮市にも御墳印発行での連携を呼びかけることにしており、「県内の古墳を周遊する観光ルートができる可能性もある」と期待している。

御墳印の問い合わせは同協会(0285-22-3015)まで。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ