安楽寺でソフビ龍王ガチャ好評 全国から募った配色5種
安楽寺でソフビ龍王ガチャ好評 全国から募った配色5種

四国霊場第六番札所である安楽寺(上板町)は、本堂に設置しているカプセルトイコーナーに新たな仲間を加えた。新作は「倶利伽羅龍王」(一回五百円)と名付けられ、すでに多くの参拝者や遍路客の注目を集めている。

ソフビ製の龍王、五種類が登場

今回発売されたのは、柔らかなソフトビニール製の龍の人形五種類。それぞれ異なる配色が施されており、どれも個性的な表情を見せる。特に、鋭い眼光を放つ龍王の姿は迫力満点で、コレクター心をくすぐる仕上がりだ。

全国からの応募で実現したカラーバリエーション

この企画は、弘法大師空海の生誕千二百五十年にあたる二〇二三年の記念事業の一環として始まった。安楽寺は空海が中国から真言密教をもたらし、不動明王を広めたことにちなみ、不動明王の剣に宿る黒龍「倶利伽羅龍王」をソフビ人形化することを決定。二〇二四年には寺の公式SNSなどでデザイン画を公開し、全国から配色案を広く募集した。

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集まった応募は約三百点に上り、その中から最高賞の「八大龍王賞」一作品と、次点の「龍神賞」三作品が選ばれた。さらに、住職である畠田裕峰さんのオリジナル案も加え、合計五種類のラインナップが完成。四月末より本堂内のガチャコーナーで提供を開始している。

参拝の楽しみを広げる新たな試み

畠田住職は「訪れるたびに何か新しいものがあれば、お参りの楽しみの一つになってもらえるのではないか」と語り、この取り組みが参拝者にとっての小さな喜びとなることを期待している。実際、早速多くの遍路客がガチャを回し、お気に入りの龍王を手に入れようと熱中している様子が見られる。

安楽寺では今後も、伝統と遊び心を融合させたユニークな企画を展開していく方針だ。ソフビ龍王は、寺院の新しい魅力を発信するシンボルとして、さらに注目を集めそうである。

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