「なんだっけ」が増えた日々 記憶力低下と向き合う76歳の奮闘
「なんだっけ」が増えた日々 記憶力低下と向き合う76歳

「なんだっけ」と口走る回数が増えてきた。突然質問されると、相手には私が何を言いたいのか全く理解できない。今年も桜が開花する前、街路樹にコブシに似た白い花が一斉に咲いた。あれは何の花だったっけ。毎年調べているのに、どうしても思い出せない。今年もスマートフォンで調べると「ハクモクレン」と表示された。そうだったとつぶやき、今度こそ忘れないように手帳にメモをした。

友人との会話で「あれ」が連発

先日、作ったパスタがとてもおいしかったので、私は勢いよく友人に話し始めた。「まずお湯でキャベツとパスタを一緒にゆでて、ツナを和えて、最後にあれで味付けするんだよ」「あれって何?」「ほら、味がついているお茶みたいなもの」。頭の中には画像が浮かんでいるのに、名前が出てこない。しばらく沈黙した後、「昆布茶」とやっと思い出した。すべてがこんな調子である。

夫婦そろって「誰だっけ」の連鎖

夫と食事中、会話に出てきた重要人物の名前がどうしても出てこない。二人そろって「誰だっけ」と首をかしげる。約1時間後、夫は思い出したようだが、私はというと、思い出すことさえ忘れていた。まさに「なんだっけ症候群」である。加齢による記憶力の低下は仕方がないとしても、生きていくために必要な知識の忘却は何とか防ぎたい。

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まずは安易にスマートフォンに頼らず、思考力を鍛えようと考えている。語彙力が乏しくなっている状態でエッセーを書き、拙文を投稿するのも脳トレの一環だと信じている。

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