中日ドラゴンズ、守備の連鎖ミスで逆転負け 今季2度目の5連敗に
2026年4月21日、長野で行われたプロ野球のセ・リーグ公式戦において、中日ドラゴンズが読売ジャイアンツに逆転負けを喫し、今季2度目の5連敗を記録した。この敗戦で負け越しは12に拡大し、チームの不調が深刻化している。
金丸の好投も守備ミスで水の泡に
試合は四回表、石伊の適時打で中日が先制する展開となった。先発投手の金丸は1点リードを守りながら七回まで粘り強い投球を見せ、100球を超える球数を投じた。しかし、その七回裏に内野陣の連続失策が発生し、試合の流れが一変した。
七回裏、先頭打者・大城の打球を一塁手ボスラーが処理した際、一塁ベースカバーに入った金丸への送球が悪送球となる。この失策で先頭走者を出塁させると、続く場面でも遊撃手・村松の送球ミスが重なり、無死二・三塁のピンチを招いた。そして金丸は平山に決勝となる2点適時打を浴び、1対2で逆転を許す結果となった。
打線の得点力不足も深刻
中日打線はこの日、相手投手陣から11安打を放ちながら、得点は四回の1点のみに終わった。得点機をことごとく逃す攻撃陣の不振が、守備ミスと相まって敗戦を決定づけた形だ。
村松遊撃手は試合後、「人工芝なのでワンバウンドで投げるのかを含め、アウトにできる判断をしなければいけなかった」と自らのミスを悔やんだ。さらに「金丸に申し訳ない」と語り、先発投手を支えられなかったことを痛感するコメントを残している。
井上監督「ミスした方が負ける典型的な試合」
井上一樹監督は試合後、「ミスした方が負ける典型的な試合」と総括。金丸の投球については「頑張って先発として責任はちゃんと果たしていた。そこでミスをした方が負けた。それに尽きると思う」と評価した。
攻撃面では「安打は出ているけど、もう一本というところが結局出なかった。そこに尽きるでしょうね」と、チャンスでの追加点が奪えなかった点を指摘した。
金丸自身は「粘ることはできていたので、そんなに落ち込むような結果ではなかった」と語ったが、二回には外野手の失策、六回には捕逸など、味方のミスに足を引っ張られる場面が続いた。100球を超えた七回で力尽きるまで、何度もピンチを凌いでいただけに、守備陣の支援不足がより際立つ結果となった。
変革のきっかけを求めるチーム
この逆転負けは4戦連続、今季10度目となる。日没後、時間の経過とともに厳しさを増した長野の寒空の下、最後まで声を張り上げ続けた竜党(中日ファン)にとっては、活を入れたくなるような展開だった。
投打がなかなか噛み合わず、波に乗れない中日ドラゴンズ。チームが変わる何らかのきっかけを求めながら、次戦への立て直しが急がれる状況が続いている。



