若隆元が若者頭に 第2の相撲人生をスタート 福島市出身の元幕下力士
若隆元が若者頭に 第2の相撲人生をスタート

大相撲夏場所で現役を引退した、福島市出身の大波3兄弟の長男で元幕下若隆元(34)=本名大波渡、学法福島高卒、荒汐部屋=は、若者頭として第2の相撲人生を歩み始めた。4日に福島市で取材に応じ「まだ慣れてはいないが、裏方として力士らを支えていきたい」と相撲界に携わり続ける思いを明かした。

若者頭としての役割

若者頭は幕下以下の力士の育成や土俵の進行を補佐する役職である。4日に福島市相撲場で行われた荒汐部屋の朝稽古では、稽古の進行に合わせて後輩力士の指導や頭部を負傷した力士の救護などを担った。若隆元は「稽古の指導のほか、朝の土俵準備などをやっているが、まだ分からないことも多い」と汗を拭いながら語った。

引退の決断と新たな道

引退を決断させたのは重ねた年齢と膝のけがだった。「上を目指せないまま続けていてもいいのか」との思いを深める中、若者頭就任の提案があった。「簡単になれる職務ではない。タイミングとしてもありがたかった」と決断を後押ししたと振り返る。

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今後の抱負

今後は部屋に所属しながら、協会の一員として相撲界全体の後進育成に尽くす。現状は手探りの状態だが、「相撲を通して(応援してくれる方々に)恩返ししたい」との思いは力士時代から変わらない。「土俵に上がって得た知識も生かしてサポートしていきたい」と意気込んだ。

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