田中碧が背番号「7」で躍動、W杯壮行試合でアイスランドに1-0勝利
田中碧が背番号「7」で躍動、W杯壮行試合でアイスランドに勝利

サッカー・キリンチャレンジ杯の日本対アイスランド戦が31日、国立競技場で行われ、日本(世界ランキング18位)がアイスランド(同75位)を1-0で下した。この試合は、2026年に開催されるワールドカップ(W杯)北中米3か国大会に向けた壮行試合として位置づけられた。

試合の展開

日本は前半、相手の堅い守備に苦しみ、なかなか得点を奪えなかった。しかし後半に入ると主導権を握り、87分に途中出場の小川航基(NECナイメヘン)がゴールを決めて均衡を破った。日本は2日にメキシコへ出発し、事前合宿を行った後、ベースキャンプ地の米ナッシュビルへ移動。14日(日本時間15日)に1次リーグ初戦のオランダ戦に臨む。

田中碧、背番号「7」で躍動

2度目のW杯代表に選ばれた田中碧が、負傷で代表を離れた三笘薫の背番号「7」をつけて先発出場。「仲間の分も」という思いを胸に、ピッチ上で躍動した。

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15分頃には上田綺世に好パスを送り、その後も相手の攻撃の芽を摘んでからの素早いターンでチャンスを演出。得点には至らなかったものの、得意のミドルシュートも放った。後半途中に交代するまで、攻守のバランスを取るだけでなく、積極的に攻撃に絡んだ。

幼なじみで、J1川崎フロンターレでもともにプレーした1学年上の三笘とは、けがをした時も代表発表の時も電話で話をしたという。「彼の思いも、とかは口にできないけど、『お前しかいないよ』と言われた。背番号がプレーするわけではないけど、やれることをやれればいい」と田中は語った。前回大会のような2人のコンビプレーは見られないが、三笘の無念の思いを胸に、今回のW杯でも熱いプレーを見せてくれそうだ。

遠藤航と冨安健洋が実戦復帰

森保一監督が前日の記者会見で語っていた通り、故障明けの選手が先発に名を連ねた。2月に左足を負傷して手術した遠藤航は実戦復帰を果たし、果敢な守備を披露。前半終了時点で退き、「もう少し長くプレーできれば良かったが、さらにコンディションを上げていきたい」とコメントした。度重なるけがで代表から離れていた冨安健洋も約2年ぶりに出場し、「もっともっと良くなると思う。初戦に向けて(状態を)上げていきたい」と力を込めた。

小川航基、決勝ゴール

終盤まで続いた重苦しい空気を振り払ったのは、後半から出場した小川航基だった。87分、菅原由勢の右サイドからのクロスに対し、ゴール前で相手DFのマークを外して得意の頭で合わせたシュートは、左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。代表通算15試合目で11点目となるゴールで勝利をたぐり寄せ、「あれが自分のストロングポイント。それを証明できて良かった」と胸を張った。

日本代表は今後、オランダ戦に向けて調整を続ける。W杯本大会での活躍が期待される。

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