サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開幕を目前に控え、イランのパサンディデ駐メキシコ大使は6日、米国政府からイラン代表チームの米国滞在が試合当日のみに制限されるとの通告を受けたことを明らかにした。同大使は「米国にはイラン人の居場所がないことを示した」と述べ、米国の対応を強く批判した。
イラン大使、記者会見で批判
大会期間中、イラン代表が拠点とするメキシコ北西部のティフアナで開かれた記者会見で、パサンディデ氏は代表チームに同行予定だった一部の関係者らのビザ申請が米国によって却下されたことも併せて明らかにした。同大使は「開催国の基本的な責務の一つは、政治とスポーツを分離することだ」と指摘し、米国に対しビザ申請の承認を改めて求めた。
イラン代表の試合日程
イラン代表は7日にティフアナに到着する予定。1次リーグG組では、15日にニュージーランド戦、21日にベルギー戦が米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで、26日にエジプト戦が米西部ワシントン州シアトルで行われる予定となっている。
今回の制限措置について、パサンディデ大使は「米国がイランとの対立を続ける中で、スポーツの場にまで政治的な制限を持ち込むのは不当だ」と述べ、国際社会の理解を求めた。



