カーリング女子韓国戦で敗北、フォルティウスは準決勝進出へ後がない状況に
カーリング女子韓国戦敗北、フォルティウス準決勝進出厳しく

カーリング女子韓国戦で敗北、フォルティウスは準決勝進出へ後がない状況に

2026年2月15日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)のカーリング女子競技で、日本代表チーム「フォルティウス」は韓国に5-7で敗れ、大会4敗目を喫しました。この結果、日本は準決勝進出に向けて後がない状況に追い込まれ、残り4戦を全勝することが絶対条件となりました。

第8エンドでのビッグショットが試合の流れを決定

試合は3-3の同点で迎えた第8エンド、両チーム合わせて残り5投となった場面で、韓国は1試合に1回のタイムアウトを取ります。直後、韓国のサード選手はハウス手前の味方の石を巧みに利用し、玉突きで日本の赤い石を二つはじき出す「ダブルテイクアウト」を決めました。このビッグショットにより、試合の流れは韓国に傾きました。

日本のサードを務める小野寺佳歩選手は、このプレーについて「自分たちの想像していない作戦が、あまりにも上手に決まった」と述べ、相手の読みの深さに脱帽しました。ショット成功率は韓国が88%、日本が82%と、大きな差はなかったものの、細かい部分で差が生じたことが敗因となりました。

小さな差の積み重ねが結果に響く

第8エンドでは、スキップの吉村紗也香選手が最終投を相手の石に寄せきれず、ビッグエンドを回避できませんでした。小野寺選手は「数センチ置く場所がずれるといった、本当に細かい部分で相手につけ込まれてしまった」と振り返り、小さな差の積み重ねが結果に大きく影響したと指摘しました。

オリンピックの過去4大会では、負け越して準決勝に進んだチームは存在しません。日本は現在1勝4敗の成績で、残り4戦を全勝しなければ準決勝進出は困難です。フォルティウスは解散の危機に直面した経験もあり、修羅場をくぐり抜けてきた自負があります。

チームの意気込みと今後の展望

小野寺選手は「負けられない試合を勝ち抜いてここまで来た。もうあとは勝つだけ」と語り、諦めない姿勢を示しました。チームは逆境を乗り越える力を備えており、残りの試合に全力で臨む構えです。冬季オリンピックのカーリング競技は、熾烈な戦いが続いており、日本の活躍に注目が集まっています。

ミラノ・コルティナ・オリンピックは2026年2月6日から22日まで開催され、カーリングをはじめとする各種目で熱戦が繰り広げられます。フォルティウスの今後の戦いに、期待が寄せられるでしょう。