ミラノ五輪女子モーグル予選、冨高日向子と中尾春香が決勝へストレート進出
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは10日、フリースタイルスキー女子モーグルの予選1回目が行われ、日本から出場した冨高日向子(25歳、多摩大学所属)が5位、中尾春香(24歳、佐竹食品所属)が7位を記録しました。両選手は予選1回目だけで上位10人に入り、11日の決勝にストレートで進出を決めました。
冨高日向子、世界選手権銀メダリストの実力で「まあまあ」の滑り
冨高日向子は、前回の北京オリンピックでは予選1回目で18位と苦戦し、予選2回目を経て決勝に進出した経験があります。しかし、今回は大きく成長した姿を見せ、全体トップで登場したものの、緊張を感じながらも「やってきたことを信じて、思い切って滑ることが出来た」とコメントしました。滑りには多少のミスやスピード不足もあったものの、75.28点という「まあまあの点数」を獲得し、安定したパフォーマンスを披露しました。
昨年3月の世界選手権で銀メダルを獲得した冨高は、当時「もっと自分を見つめ直して、五輪では1個上の成績を残せるように頑張りたい」と語っていました。今回の予選突破は、その決意を裏付ける一歩となり、決戦の舞台に直接たどり着くことができました。
中尾春香、初出場ながら堂々とした滑りで感謝の気持ちを語る
一方、初めてのオリンピック出場となる中尾春香は、予選で堂々とした滑りを見せ、エアの演技でも存在感を発揮しました。滑り終わった後のインタビューでは、感情が高ぶり「今もうるうるしちゃうんですけど、皆さんに支えられてここまで来れたと思っているので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と語り、周囲への感謝の念を強調しました。
決勝ではメダルを目指し「しっかり攻める」と意気込みを語り、「いい流れに持っていけるよう私の滑りが出来たらいいな」と前向きな姿勢を示しました。初戦からの突破は、彼女の自信につながる大きな成果となりそうです。
両選手の活躍により、日本勢は女子モーグルで好スタートを切り、今後の決勝戦でのさらなる活躍が期待されます。ミラノ・コルティナオリンピックは、冬季スポーツの祭典として熱戦が続いており、注目が集まっています。