ミラノ五輪で42歳女子選手がフィギュアペアに出場、世界選手権で三浦・木原組破る
ミラノ五輪42歳女子選手、世界選手権で三浦・木原組破る (16.02.2026)

ミラノ五輪で42歳女子選手がフィギュアペアに出場、世界選手権で三浦・木原組破る

ミラノ・コルティナオリンピックは、2026年2月16日夜(日本時間17日午前4時)にフィギュアスケートペアのフリー演技が行われる。日本の三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)が出場するこの種目では、カナダ代表のディアナ・ステラトデュデクとマキシム・デシャン組にも注目が集まっている。

世界選手権で日本の連覇を阻んだカナダペア

2024年の世界選手権で、三浦・木原組の2連覇を阻止したのが、このカナダのペアである。ステラトデュデクは42歳で、1928年のサンモリッツ大会でイギリス代表として出場したエセル・ムッケルト(当時42歳)以来、冬季オリンピックにおける最年長の女性フィギュアスケート選手となる。

16年ぶりの復帰とカナダへの移住

アメリカ生まれのディアナは、ジュニア時代の2000年にけがで一度現役を引退した。しかし、オリンピック出場の夢を諦めきれず、16年ぶりにスケートに復帰。カナダに移住して市民権を取得し、初めて五輪代表の座をつかみ取った。その過程を追ったドキュメンタリー「ディアナの夢」も、オリンピック公式チャンネルで配信されている。

事故を乗り越えてフリーへ進出

彼女はミラノに出発する直前にトレーニング中の事故で頭を負傷。団体戦は欠場し、ペアの出場も危ぶまれたが、ショートプログラムではリフトのミスもありながら、14位でフリーに進んだ。演技後、ディアナは42歳での初出場について質問されると、「長い間待ち焦がれてきたこと」と語り、「私はオリンピックに出場できるようなパートナーと出会えてラッキーだった。でも、将来は誰かが私の記録を破って、オリンピックに出場するのを見てみたい」と述べた。

このミラノ五輪では、経験豊富な選手の挑戦が、若手選手たちと共に氷上で繰り広げられる。フリー演技での巻き返しが期待される中、ディアナのストーリーは、年齢を超えた情熱と努力の証として、多くの観客に感動を与えている。