神奈川県小田原市で5月23日、高校生が企画・運営し、出演もこなす音楽フェス「小田原大合戦2026」が開催される。午前11時から午後5時まで、小田原三の丸ホールを含む周辺5会場で行われ、計40組超のアーティストが出演。高校生バンドが半数近くを占め、入場は無料だ。
コロナ禍から生まれたフェス、高校生主体に
このフェスは、コロナ禍で音楽活動が低迷したことを受け、市内のライブハウスオーナー山本心さん(35)が2022年に始めた。今年で5回目を迎える。当初は大人中心の企画だったが、2024年から高校生主体の運営に切り替わり、昨年は1500人が来場した。
高校生実行委が準備、オーディションも実施
5回目の今年は、高校生8人からなる実行委員会が準備を進めてきた。「誰でも気軽に音楽に触れられる場を」「来てくれた人にとって本当に価値のある時間にしたい」との思いから、ホールへの出演権をかけたオーディションライブも開催。メンバーは2月からPR動画を交流サイト(SNS)に連日投稿し、完全無料の音楽フェスを実現するためクラウドファンディングを実施。目標の40万円を超える55万8千円を集め、会場レンタルや照明設営費用などに充てる。
実行委員長の思い
実行委員長の中島灯彩さんは、県立大磯高校を今春卒業したばかり。昨年まではバンドメンバーとして出演していた。野外会場で観客が聞き入り、観光客のような人まで一緒に体を動かす姿に「音楽が人をつなぐ力に感動。たくさんの人に出会って前に進めた」と感謝し、運営に携わることを決めた。
イベント詳細
各会場の詳細はイベント名で検索可能。問い合わせはライブハウス・オダワラクエスト(電話0465-20-7235)へ。



