総務省が29日に発表した2025年国勢調査の速報値に基づき、香川県は同日、県内の人口が90万7725人であることを明らかにした。2020年の前回調査から4万2519人減少し、減少率は過去最大の4.47%を記録。この数字は1970年の90万7897人とほぼ同水準であり、ピーク時である1995年の102万7006人からは約12万人減少したことになる。
減少傾向は6回連続、全17市町で減少
香川県によると、県人口は2000年の調査から6回連続で減少している。都道府県別の人口順位は38番目で、前回から順位を一つ下げた。県内17市町全てで2020年からの人口減少が確認された。
主な減少市区町村
- 高松市:1万288人減
- 三豊市:5486人減
- さぬき市:4447人減
- 土庄町:減少率11.09%
- 東かがわ市:減少率10.37%
- 琴平町:減少率9.88%
世帯数は過去最多、小規模化進む
一方、県内の世帯数は過去最多の40万9970世帯で、前回から2985世帯(0.73%)増加した。1世帯当たりの人数は過去最少の2.21人となり、単身世帯や夫婦のみ世帯の増加など、世帯の小規模化が一層進んでいることが示された。
池田知事「強い危機感」、対策推進へ
池田知事は「現状に強い危機感がある。昨年の出生数は前年と同数で下げ止まりの傾向も見られるので、出生数増加につながるよう、暮らし、結婚、子育てを応援する対策を推進する。また、若者の県外流出を減らす効果的な取り組みも進めたい」と述べ、人口減少対策に積極的に取り組む姿勢を示した。
香川県では今後、子育て支援の充実や雇用の創出、地域の魅力向上などを通じて、人口減少に歯止めをかける施策を強化する方針だ。



