福島市・紅葉山公園で樹齢400年のケヤキ古木が幹折れ、再生可能性と安全対策を検討
福島市で樹齢400年のケヤキ古木が幹折れ、再生可能性を検討 (14.04.2026)

福島市の紅葉山公園で樹齢400年のケヤキ古木が幹折れ、再生可能性を検討

福島城の名残をとどめる紅葉山公園(福島県福島市)において、樹齢400年と推定されるケヤキの古木が幹から折れる事故が発生しました。公園を管理する県施設管理課は、古木の再生可能性や公園利用者の安全性を総合的に評価し、今後の対応方針を慎重に検討していると発表しています。

空洞化による強度不足が原因か、直接的な原因は不明

県施設管理課によりますと、職員が10日に幹が折れている事実を確認し、直ちに周辺にロープを張るなどして立ち入り規制を実施しました。この古木は内部が空洞化しており、これまで柱で支えられていましたが、先端の枝には新たな葉が芽吹いていた状況です。同課は幹が折れた直接的な原因については特定できていないものの、樹勢の低下や空洞化による構造的な強度不足が影響した可能性が高いと分析しています。なお、このケヤキは文化財などには指定されていなかったことが明らかになりました。

藩政時代の面影を残す歴史的な古木、撤去作業を計画

福島市の説明によれば、紅葉山公園一帯は福島城の二の丸「御外庭(おそとにわ)」として知られ、初代福島藩主板倉重寛(しげひろ)が池や築山を整備した歴史的な場所です。折れたケヤキは樹齢400年とされ、藩政時代の面影を色濃く残す貴重な存在として地域住民から親しまれてきました。県施設管理課は今後、折れた枝などの撤去作業を実施する予定で、古木の保存や再生に向けた専門家の意見も求めながら、詳細な対応策を詰めるとしています。

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この事故は、老齢化した古木の維持管理における課題を浮き彫りにしており、歴史的遺産と安全対策の両立が求められるケースとして注目されています。県や市は、公園利用者への影響を最小限に抑えつつ、古木の将来像について地域と連携して検討を進める方針です。

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