ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は1日、フランスでの大規模なAI(人工知能)データセンター投資の発表に合わせて記者団の取材に応じ、AIの発展に伴う倫理面の課題について「規制は必要だ」との考えを示した。また、AIの軍事転用については「僕個人はあ…」と述べ、反対の立場を明らかにした。
フランスでの巨額投資
孫氏は1日、パリのフランス大統領府を訪れ、フランス国内での最大750億ユーロ(約14兆円)のデータセンター事業への投資協定に署名した。マクロン仏大統領との会談後、記者団を前に「文明が到来するたびに、社会のライフスタイルや仕事は変わる。文明の波に逆らえば、その国は取り残される」と述べた上で、今回の投資は「次の1千年の文明のためだ」と訴えた。
AI規制の必要性
その後、パリ市内のホテルで日本メディアの取材に応じた孫氏は、AIの規制の必要性について問われ、「バランスの取れた規制やマナー」が必要だと述べた。一方、最先端のAIモデルを開発する企業は、AIの暴走を防ぐため、「理性や道徳心という概念をモデルの開発そのものに植え付ける」ことを進めていると説明。「私は将来を楽観している。AIが自らその問題を解決していく」とも語った。
軍事転用への反対
AIの軍事転用について孫氏は「僕個人はあ…」と述べ、反対の立場を明確にした。詳細なコメントは有料記事のため割愛するが、孫氏はAIの倫理的な課題に対して強い関心を持ち、適切な規制の重要性を強調している。
SBGは時価総額でトヨタ自動車を抜き日本企業首位となっており、孫氏は「まだだいぶ割安」と述べるなど、今後の成長に自信を見せている。



