鳥取市で観測史上最大の強風、女性4人が転倒で軽傷を負う
鳥取県は5日、4日に県内各地を襲った強風により、鳥取市と倉吉市で計4人が軽傷を負ったほか、建物や農作物に被害が確認されたと発表しました。特に鳥取市では、4月としては観測史上最大となる瞬間風速35.8メートルを記録し、県は関係部局の担当者を集めた会議を開き、被害状況を報告しました。
人的被害と建物への影響
県のまとめによると、鳥取市と倉吉市では、50歳から80歳代の女性4人が強風にあおられて転倒し、救急搬送されました。全員が頭や腰などを打つ軽傷で、命に別状はありませんでした。建物被害では、鳥取市でブロック塀が倒壊し、ビル上部に設置されていた看板が外れて落下、ビル前の電線にもたれかかる事態が発生しました。三朝町では町役場の倉庫のドアガラスが破損し、ほかにも外壁やガラスの破損、瓦の落下などが確認されましたが、これらの建物被害に伴うけが人は報告されていません。
農作物への打撃と知事の視察
倉吉市では、ハウス栽培やトンネル栽培に使用されていたビニールが剥がれたり破れたりし、スイカ苗が傷む被害が発生しました。これにより、農家への経済的影響が懸念されています。平井伸治知事は5日、強風による倒木が約10か所で起き、通行止めとなっている大山町の県道を視察し、早期の復旧を指示しました。
今回の強風は、4月としては異例の規模で、地域住民に大きな衝撃を与えました。県は引き続き被害調査を進め、今後の対策に役立てる方針です。



