福島県NIE推進協議会は25日、福島市内で総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、新会長に笠原聡美県小学校長会長(三河台小校長)を選出しました。任期は1年間です。また、本年度のNIE実践指定校には、小中高校13校を選定しました。
新会長の経歴と抱負
笠原聡美氏は福島市出身。福島大学教育学部を卒業後、県北教育事務所業務次長、県南教育事務所長などを歴任し、現在は三河台小学校長を務めています。59歳。
就任にあたり、笠原氏は福島民友新聞社などの取材に対し、NIE活動推進への意欲を語りました。「新聞で様々なことを学ぶことが好影響を与えることは全国学力テストの結果などにも表れており、重要な教育活動です。子どもたちが新聞に触れて自分の考えを深めたり、友人と共有して社会の出来事を自分事として捉えられるようにしたい」と述べました。
新聞が子どもに与える影響
笠原氏は、新聞を読むことの教育的効果について「全ての教科の生きた教材となります。開いた瞬間に学びがあり、新しい情報に出合えるという重要な側面があります。インターネットで様々な情報が流れる中、子どもたちが新聞から正確な情報を得ることを期待しています」と強調しました。
また、情報過多の現代社会において、「デジタルにも紙媒体にも良さがあり、それぞれの良いところを活用して自分の学びにつなげてほしい。教育現場では自分で判断し、表現する力を育てなければならない。子どもたちが新聞から正しい情報を得て、自分の言葉で表現する力を育みたい」と述べました。
総会での議事
総会では、小野真教会長が「デジタル、情報過多の社会で新聞を教育に生かすNIE活動は重要性を増している」とあいさつ。7月のNIE全国大会広島大会への参加などを盛り込んだ本年度事業計画なども承認されました。
協議会は、福島民友新聞社など県内の地方紙や全国紙、通信社、県教委などで構成されています。
本年度NIE実践指定校
本年度のNIE実践指定校は以下の通りです。
- 新規指定校:立子山小、信夫中(福島市)、中央台南小(いわき市)、小塩江中(須賀川市)
- 継続指定校:湖南小中、桜小(郡山市)、常葉小、船引南小(田村市)、学法石川高・石川義塾中(石川町)、城西小(会津若松市)、原町三中(南相馬市)、湊学園後期課程(会津若松市)、桜の聖母学院中(福島市)



