福島市の児童生徒に新学習端末「クロームブック」を配布、操作性と耐久性を大幅に向上
福島市では新年度を迎え、市内の小中学校、支援学校、義務教育学校に通う児童生徒に対して、新しい学習者用端末「クロームブック」の配布が開始されました。この取り組みは、国のGIGAスクール構想に基づき、従来使用されていたiPadの賃貸借期間が終了したことを受けて実施されたものです。配布対象となる児童生徒は合計で1万6251人にのぼり、教育現場におけるICT環境のさらなる充実が図られています。
従来端末の課題を克服、落下に強く画面も大型化
市教育委員会によれば、これまで配布されていた端末では、落下による故障が頻繁に発生し、修理台数の実に54.6%が落下による破損だったと報告されています。この課題を踏まえ、新しい「クロームブック」は衝撃に強い設計が特徴で、児童生徒が日常的に使用する中での耐久性が大幅に向上しました。
また、端末の形態もタブレット型からキーボード一体型へと変更され、文章の入力や編集がより容易になりました。画面サイズも従来より大きく見やすくなっており、学習効率の向上が期待されています。
現場での導入状況と児童・教員の反応
清水小学校では7日、6年生の児童たちが新しい端末を手に取り、基本的な操作方法を確認する様子が見られました。斎藤愛里教諭は、「キーボードが付いていることで、タイピングの練習にもなり、子どもたちのデジタルスキル向上に役立つでしょう。画面が大きくなったことで、より効率的に作業ができるようになるのではないかと期待しています」と語り、新端末への期待を寄せました。
6年生の高野陽翔さんは、「画面が大きくて見やすいです。これから端末を使って算数の問題を解くのが楽しみです」と笑顔で話し、新しい学習ツールへの関心を示しました。
この更新は、GIGAスクール構想の一環として、児童生徒1人1台の端末環境を維持・改善することを目的としており、福島市では今後も教育の質の向上に向けた取り組みを続けていく方針です。



