東京大学入学式、3123人の新入生が新たな門出を迎える
2026年4月13日、東京都千代田区の日本武道館において、東京大学の入学式が厳かに執り行われました。スーツに身を包んだ新入生3123人が集い、大学生活の第一歩を踏み出しました。式典には、期待に胸を膨らませる若者たちの姿が印象的でした。
藤井輝夫学長の式辞:知の創造への期待
藤井輝夫学長は式辞の中で、東大の使命について言及しました。「東京大学は、常に知の創造をその使命としてまいりました。一人一人の好奇心と想像力、そして情熱が、これからの世界に新たな知をもたらす原点となることを心から期待しております」と述べ、新入生たちに学問への熱意を呼びかけました。この言葉は、変化の激しい現代社会において、基礎的な研究と革新の重要性を改めて強調するものとなりました。
野田秀樹氏の祝辞:AI時代における人間の心
東大を中退後、劇作家として活躍する野田秀樹氏が祝辞を述べました。氏は人工知能(AI)の台頭を踏まえ、「AIは肉体を持たないが故に、時に間違った決断を下す可能性があります。しかし、それは決してあなた方の若い身体や若い心を超えるものではありません。人間の未来を最終的に決定するのは、人の心だと私は確信しています」と語り、技術革新の中でも人間性の尊さを訴えました。このメッセージは、デジタル化が進む世界で、人間独自の感性や倫理観の価値を再認識させる内容として注目を集めました。
2026年度入学者の内訳と今後の展望
2026年度の入学者の詳細は以下の通りです:
- 男性:2452人
- 女性:671人
- 外国人留学生:35人
この数字は、東大が多様な背景を持つ学生を受け入れ、国際的な教育環境を強化していることを示しています。新入生たちは、今後、学問や研究を通じて社会に貢献することを目指し、キャンパスライフをスタートさせました。式典の終わりには、参加者全員が拍手で新たな旅立ちを祝福し、未来への希望に満ちた空気が会場を包みました。



