高知大学が「スーパー公務員」育成の新学科を2027年度に新設へ
高知大学は6日、地域協働学部に2027年度からパブリックイノベーション学科(仮称)を新設すると発表しました。この学科は、教育や福祉、文化などの公共的な分野で新たな公益的価値を創出する「スーパー公務員」のような人材の育成を目指すものです。
人口減や高齢化に対応する専門人材を育成
高知県では、人口減少や高齢化が急速に進む中、公共的な課題に対応できる人材の育成が強く求められています。従来の地域協働学科とは別に設置されるこの新学科では、自治体や関連団体での実習を重ねながら、専門性の高い知識を身に付けるカリキュラムが組まれます。
進路としては、地方公共団体や地域政策シンクタンクなどが想定されており、卒業生が地域社会の活性化に貢献することが期待されています。
入学定員の調整と今後のスケジュール
2026年度には、同学科の入学定員が60人から、新学科と従来学科の2学科で各30人に調整される予定です。8月下旬に文部科学省から設置が認可されれば、正式な募集要項が公表される見込みです。
記者会見で、内田純一・同学部長は次のように述べました。「高知県の中山間地域などの課題を考えると、公共を担える人材の必要性を強く感じます。県内の公共的な業務に携わる学生が増えることを望んでいます」と、地域貢献への熱意を語りました。
この取り組みは、地域の持続可能な発展を支える革新的な人材育成として、注目を集めています。



