リニア南アルプストンネル「先進坑」、静岡県境まで61メートル到達でボーリング調査再開へ
リニア先進坑、静岡県境まで61m到達 7月以降ボーリング調査

リニア南アルプストンネル「先進坑」、静岡県境まで61メートル到達でボーリング調査再開へ

リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事を巡り、JR東海は21日、山梨県側から掘り進めている作業員や工事機材が通るための「先進坑」が静岡県境まで61メートルの地点に到達し、当初の計画通りに掘削を停止したと正式に発表しました。この進捗は、大規模なトンネルプロジェクトにおける重要なマイルストーンを示しています。

7月以降にボーリング調査を再開

今後、静岡県内での掘削を安全かつ効率的に進めるために必要なボーリング調査を再開し、地質の詳細な状況や湧水量を慎重に確認する予定です。実施時期は7月以降を見込んでおり、これにより工事の次の段階への移行が図られます。

ボーリング調査は、山梨県側の地層が崩れて穴がふさがったため、2024年12月に一時中断していました。今回の再開では、静岡県境から約300メートルまでの範囲で実施され、調査中に湧水が管理値(掘削10メートル当たり毎秒0.05トン)を上回るなどの不測の事態が発生した場合は、直ちに中断される方針です。

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鈴木康友知事のコメント

静岡県の鈴木康友知事はボーリング調査について、「湧水量を確実に確認し、県の専門部会で合意した管理の流れに基づいて、リスク管理を徹底しながら進めてほしい」とコメントしました。さらに、「不測の事態が発生した場合は調査を中断し、県と専門家に相談して適切に対応を」と強く求め、安全最優先の姿勢を明確にしています。

この工事は、リニア中央新幹線の開通に向けた重要な一環であり、環境保全や地元コミュニティへの配慮も含め、慎重な進捗が期待されています。今後の調査結果次第では、工事スケジュールや手法に影響を与える可能性もあり、関係者の注目が集まっています。

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