岐阜県は29日、2025年の国勢調査の人口速報集計を公表した。それによると、2025年10月1日現在の県の人口は189万1489人で、2020年の前回調査と比較して5年間で8万7253人減少したことが明らかになった。減少率は4.41%で、前回の減少率から1.79ポイント拡大している。人口規模は全国で17番目に多く、順位は前回と変わらなかった。
国勢調査の概要と人口推移
国勢調査は1920年(大正9年)に第1回が実施された。戦時中の一部期間を除き、5年ごとに人口や世帯数を調査しており、今回で22回目となる。県の人口は2000年の210万7700人をピークに減少に転じ、今回で5回連続の減少となった。減少率は調査のたびに拡大しており、全国の減少率ランキングでは高い方から23番目に位置している。
市町村別の動向
県内42市町村のうち、人口が増加したのは瑞穂市、美濃加茂市、岐南町、富加町、北方町、坂祝町の6市町で、残る36市町村は減少した。増加数では瑞穂市の283人が最多で、増加率では富加町の3.00%が最大だった。一方、減少数では岐阜市の1万3546人が最多で、減少率では七宗町の15.55%が最大だった。
世帯数の状況
世帯数は79万2017世帯で、前回から1.45%増加し、過去最多を更新した。1世帯あたりの人員は2.39人で過去最低となったが、全国では多い方から6番目に位置する。市町村別では23市町村で世帯数が増加し、19市町村で減少した。増加数の最多は大垣市の2198世帯、増加率最大は白川村の11.03%。減少数の最多は土岐市の411世帯、減少率の最大は七宗町の6.71%だった。



