岩手県は2025年度の花巻空港の利用者数(チャーター便を含む)が、48万4968人(前年度比2876人増)に達したと発表した。国内線の定期便が好調で前年度から微増となり、新型コロナウイルス禍前の水準を維持した。
国内線定期便の好調
県空港振興課によると、国内定期便は札幌、名古屋、大阪、神戸、福岡の5路線で計44万9009人(同4715人増)が利用した。昨年10月末以降は神戸便の運休が続いているが、大阪・関西万博の効果もあって大阪便が16万6885人(同1万1824人増)となり、利用者数を押し上げた。
国際線の状況
国際定期便の利用者は台北便で3万2919人(同1596人減)。このうち訪日外国人(インバウンド)は3万1630人に上り、国際定期便の利用者の大半を占めた。2024年度は1~2月の期間限定で上海便が運航したが、2025年度は運航しなかったことが減少につながったという。
今後の取り組み
今年度は名古屋便の就航から15年を迎えることから、県は県内外でPRイベントを開いて利用者の増加につなげたい考えだ。同課の小田島玄課長は「燃油高の影響を見通せないが、今後も名古屋、大阪など大都市圏の観光客にPRしていきたい」と話している。



