関東地方で夏日が続く、東京都心は6月中旬並みの25.6℃に
関東地方は4月19日、高気圧に覆われて日差しが強まり、広い範囲で気温が上昇しました。各地で25度以上の夏日となり、平年よりも暖かい陽気が続いています。気象庁によると、この気温の高い状態は週半ばまで続く見込みで、住民には熱中症対策が呼びかけられています。
各地の最高気温、6月下旬並みの記録も
具体的な最高気温を見ると、茨城県大子町では27.2度、群馬県桐生市では27.4度を記録し、いずれも6月下旬並みの暑さとなりました。東京都心では25.6度を観測し、平年より5度余り高く、今年に入って2回目の夏日となりました。この気温は6月中旬の平均に匹敵するもので、季節外れの暖かさが際立っています。
その他の地域でも、埼玉県所沢市で27.1度、東京都八王子市で26.8度など、多くの地点で25度を超える気温が記録されました。気象庁は、関東地方の気温が週半ばまで平年よりおおむね高めで推移すると予想しており、外出時には水分補給や適切な服装が推奨されています。
世田谷区ではツツジが満開、住宅街を鮮やかに彩る
一方、東京都世田谷区北烏山の西沢つつじ園では、強い日差しを受けてツツジの花が一層鮮やかに咲き誇っています。同園は農業を営む西沢和義さん(54)の畑で、隣接する区立つつじ緑地と合わせて約3000平方メートルの広さに約1万本のツツジが植えられています。ここ数年は花の育ちが悪かったため、昨春に西沢さんらが土壌改良を実施したところ、4月12日ごろから葉も見えないほどに満開となりました。
赤やピンク、薄紫色など色とりどりの花が住宅街を彩り、訪れた人々を楽しませています。杉並区から訪れた主婦の大森幸子さんは「何回か訪れているけど、今日が1番きれい」と満足そうに語りました。このツツジ園は地域の春の風物詩として親しまれており、多くの写真愛好家や家族連れでにぎわっています。
気象の変化とともに、自然の美しさも感じられる一日となり、関東地方では夏日の訪れと春の花の見頃が同時に楽しめる珍しい状況が続いています。今後も気温の推移には注意が必要ですが、ツツジの見頃はしばらく続く見込みです。



