南相馬市は1日、旧運動施設「グリーンパーク」を核とした同市原町区沿岸部の泉・北泉地区の整備計画の素案をまとめた。この計画では、スケートボードやグラウンドゴルフなど多様なスポーツが楽しめる環境を整備するほか、キャンプやウオーキング、各種イベントでの活用も見据えている。多目的広場なども併せて整備し、2029年度の完成を目指す方針だ。
基本概念と整備の視点
整備の基本概念は「みんなで育てる 海と緑のウェルネスフィールド」と掲げられた。以下の3つの視点から整備を進める。
- スポーツやリフレッシュ:スケートボード、グラウンドゴルフなど、幅広い年齢層が楽しめる施設を提供。
- 防災や教育、文化:災害時の避難場所としての機能や、地域の歴史・文化を学ぶ場としての活用を想定。
- 交流人口の拡大と地域経済への波及:観光客や地域外からの来訪者を増やし、経済活性化につなげる。
今後のスケジュール
市は7月ごろに整備計画を策定し、早ければ2025年度内の着工を目指す。グリーンパークは東日本大震災前はソフトボール場などがあったが、震災後は除染土の仮置き場として利用され、閉鎖されていた。市は周辺の北泉海浜総合公園や泉官衙遺跡史跡公園などと一体的に地区の整備を検討してきた。
意見募集
市は20日まで素案に対する意見を募集している。市民からのフィードバックを反映させ、より良い計画に仕上げる予定だ。



