天皇陛下は1日、東京都北区を訪問し、荒川と隅田川の分岐点に位置する国の施設「岩淵水門」および旧水門、近隣の「荒川知水資料館」を視察された。陛下は船に乗り、2019年10月に東日本を襲った台風の際、隅田川の氾濫を防いだとされる水門の役割や規模を間近で確認された。
岩淵水門の歴史と役割
旧岩淵水門は、洪水が頻発していた東京や埼玉県を水害から守るため、1924年(大正13年)に建設された。隅田川に流入する水量を減らす機能を持ち、同時に開削された荒川放水路とともに治水に貢献してきた。新しい岩淵水門は1982年(昭和57年)に完成した。
資料館での質疑
資料館では、国土交通省荒川下流河川事務所の田中孝幸所長から治水対策について説明を受け、同席した山田加奈子北区長に「避難訓練はどのように実施されていますか」と質問された。また、過去の豪雨で記録された河川水位を示す標柱を見学し、自らのカメラで撮影された。
今回の視察は、水防災の重要性を広く認識させるものとなった。



