東京ドームシティで遊具事故、点検中の20代女性従業員が意識不明の重体に
東京ドームシティ遊具事故、女性従業員が意識不明の重体

東京ドームシティで遊具事故、点検中の20代女性従業員が意識不明の重体に

2026年4月21日午前11時55分ごろ、東京都文京区後楽1丁目の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」で、遊具の点検作業中に20代の女性従業員が挟まれる事故が発生した。東京消防庁によると、女性は午後5時ごろに救助され、病院に搬送されたが、現在も意識不明の重体が続いている。

事故の詳細と遊具の特徴

運営会社の「東京ドーム」によると、事故が起きた遊具は「フライングバルーン」と呼ばれるもので、支柱をドーナツ状に取り囲む座席(定員12人)が回転しながら、約10メートルの高さを上下する仕組みとなっている。捜査関係者への取材では、女性は他の5人の従業員と共に点検作業中、突然落ちてきた座席と柱の間に挟まれたとされる。警視庁は事故の原因を詳細に調査しており、安全対策の見直しが急務となっている。

同社の説明では、この遊具は2024年12月から稼働を開始しており、事故当日の21日は遊園地の営業日だったが、遊具自体は朝から定期点検が実施されていた。現場では、遊具がブルーシートで周囲から目隠しされ、関係者や消防隊員が集結する中、警備員らが人だかりに向かって「立ち止まらないでください」と声をかけていたという。

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事故後の対応と過去の事例

この事故を受け、東京ドームシティは施設全体を臨時休業とした。都内在住の40代女性は、正午ごろに子ども2人とジェットコースターに乗ろうとした際、係員から理由を知らされないまま「アトラクションを中止する」と伝えられたと語り、「残念だが、仕方ない」と帰路についたことを明かした。

近隣に住む会社経営の安蒜恒介さん(25)は、「観覧車やジェットコースターは乗ったことがある。ドームシティは安全管理がしっかりしているイメージだっただけに、今回の事故には驚いている」とコメントし、安全への不安を口にした。

東京ドームシティでは過去にも重大な事故が発生しており、2011年1月にはジェットコースターに乗った男性が8メートル下の地面に落下して死亡する事故があった。この事故は安全バーが固定されていなかったことが原因と判明している。また、2010年11月には女性従業員が遊具を点検中、手の指を切断する重傷を負った事例も報告されており、遊具の安全管理が課題として浮き彫りとなっている。

現在、警視庁と運営会社は連携して事故原因の究明を進めており、再発防止策の策定が期待される。遊園地の再開時期については未定で、今後の調査結果を待つ状況だ。

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