台風6号の接近により、宮崎県内では2日、広い範囲で大雨や強風に見舞われ、交通機関に大きな影響が出ている。宮崎地方気象台によると、宮崎市田野では午後3時48分までの1時間に47.5ミリの雨量を観測したほか、日南市や延岡市でも40ミリを超える降雨があった。また、風も強まり、宮崎市赤江では最大瞬間風速27.3メートルを記録し、各地で6月の観測史上最大値を更新した。
航空と鉄道に影響
宮崎発着の航空各便は欠航が相次ぎ、JR九州は日豊線など県内の在来線の運転を見合わせた。2日午前、宮崎駅で運転見合わせの案内板を見ていた福岡市の会社員(52)は、「福岡へ帰る飛行機が欠航したので、列車で帰ろうと思っていた。これからホテルを探さないといけない」と困り果てた様子で語った。
避難所の状況
県内各地では避難所が設置され、多くの住民が身を寄せている。宮崎市清武町の市清武地区交流センターに避難した同町の住民(83)は、「ニュースを見て台風が宮崎に向かってきていたので来た。家にいるよりも避難所の方が安心。何事もなく過ぎ去ってほしい」と話した。
宮崎地方気象台は、3日午後6時までの24時間に予想される雨量を県内の多い所で80ミリと見込み、土砂災害や浸水害、洪水災害への厳重な警戒を呼びかけている。宮崎空港では欠航とターミナルビルの閉館を知らせる張り紙が掲示されている。



