台風6号の接近に伴い、大分県内では2日未明から夜にかけて大雨や強風に見舞われ、交通機関の運休や学校の休校が相次いだ。佐伯市では警戒レベル3にあたる高齢者等避難が発令され、自主避難する住民も見られた。
大雨と強風の状況
気象庁によると、2日午後7時20分までの24時間降水量は、佐伯市宇目で232ミリ、臼杵市で180ミリ、竹田市で134ミリを記録。同日午後1時頃には沿岸部の12市町村に暴風警報が発表され、佐伯市蒲江では午後2時頃に最大瞬間風速22.2メートル、大分市でも午後4時半頃に18.7メートルを観測した。
学校の対応
県内の公立小中高校と特別支援学校では、計129校が休校し、191校が下校時間を早めた。私立の小中高校も17校が休校した。
交通機関への影響
JR九州は2日、大分―佐伯間の特急列車などで本数を減らしたり運転を見合わせたりした。海上では、大分市内と大分空港(国東市)を結ぶホーバークラフト、および大分市佐賀関と愛媛県伊方町を結ぶ国道九四フェリーが全便欠航した。航空各社からは、3日の大分空港発着便の欠航が相次いで発表された。
避難状況
県は2日午前9時半に災害対策連絡室を設置。佐伯市は市内全域の3万2541世帯6万2574人に高齢者等避難の情報を出した。県によると、同日午後3時現在、佐伯市では39世帯47人、杵築市では1世帯1人の計40世帯48人が自主避難しているが、県内で土砂崩れや河川の氾濫、けが人などは確認されていない。



