座間市立立野台小で25年前のタイムカプセル発掘、全員返却へ呼びかけ
座間市立立野台小で25年前のタイムカプセル発掘

神奈川県座間市にある立野台小学校で、四半世紀前に埋められたタイムカプセルが掘り出された。カプセルの中には、当時の児童たちが25年後の自分に向けて書いたメッセージカードが収められていた。学校は一人でも多くの卒業生に返却したいと、受け取りを呼びかけている。

創立25周年記念で埋めたカプセル

2002年1月、同校は創立25周年を記念し、児童に夢や希望を持ってもらおうとタイムカプセルを埋めた。当時の在籍児童は581人で、学校だよりや献立表、学校要覧、PTAだよりなどとともに、児童一人ひとりのメッセージカードが収められた。

発掘の経緯

一昨年、創立50周年を迎えるにあたり式典などを検討するため、学校職員や歴代のPTA会長らが集まった際、2002年に埋めたカプセルの存在が話題になった。当時のPTA会長だった三田博士さん(63)の記憶を頼りに、一昨年10月に捜索を開始。最初に掘った場所にはカプセルはなく、三田さんらは汗だくになりながら、2カ所目となる学校農園の地下約1メートルに埋められたカプセルを発見した。

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メッセージの内容

児童のメッセージには、「おもちゃやさん」「たべものや」「でんしゃの運転士」といった将来なりたい職業や、当時取り組んでいることなどが書かれていた。中には保護者が「(あなたは)優しい子。どんな人になっているのでしょうか」と書き添えたものもあった。

返却状況と今後の予定

昨年11月から学校のホームページなどでメッセージカードの受け取りを呼びかけたところ、これまでに123人のカードが返却された。取りに来た人の中には、同級生で結婚したカップルや、交流サイトで呼びかけを拡散してくれた卒業生もいたという。当時の児童は現在30代で、市外に転居した人も少なくない。三田さんは「メッセージを読んで家族が当時のことを話すきっかけになってほしい。全員に返したい」と話す。

野沢慎校長(58)は「多くの人のかかわりや、つながりがあってこの50年があると感じた」と語り、秋には新たなタイムカプセルを作る予定だ。

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