磐越道でマイクロバス事故、17歳男子生徒死亡 ソフトテニス部員20人乗車
磐越道でマイクロバス事故、17歳男子生徒死亡

福島県郡山市の磐越自動車道で6日朝、マイクロバスが道路脇のクッションドラム(緩衝設備)に衝突し、ガードレールに突っ込む事故が発生した。この事故で、新潟市の男子高校生(17)が死亡し、他5人が重傷を負った。

事故の概要

6日午前7時40分ごろ、郡山市熱海町高玉の磐越道猪苗代磐梯高原―磐梯熱海インターチェンジ間上り線で、マイクロバスが道路脇のクッションドラムにぶつかり、その勢いでガードレールに突っ込んだ。県警高速隊などによると、マイクロバスには北越高(新潟市)ソフトテニス部の男子生徒20人が乗車しており、このうち新潟市の男子生徒(17)が死亡した。後続のワゴン車の運転手なども含め、計26人が搬送され、15~17歳の生徒5人が足の骨を折るなどの重傷を負った。

運転手の事情聴取

県警はマイクロバスを運転していた新潟県胎内市の無職の男性(68)から、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで事情を聴く方針。高速隊によると、重傷の生徒5人は意識があり、命に別条はない。生徒12人と男性、ワゴン車を運転していた会津若松市の20代女性、同乗者1人の計15人が軽傷。残る生徒2人とワゴン車の同乗者4人にけがはなかった。

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現場の状況

現場は磐梯熱海IC近くの片側2車線の緩やかな右カーブ。死亡した生徒は事故の衝撃で対向車線の走行車線まで投げ出され、死因は失血死だった。ワゴン車は追い越し車線を走行中、バスが衝突したことで車線にそり出したガードレールにぶつかったという。

部活動の移動中

北越高によると、バスは部活の顧問が手配し、富岡町での練習試合に向かっていた。顧問は荷物運搬のため別の車に乗り、バスを先導していた。バスには3年生6人、2年生6人、1年生8人の部員20人と若山さんが乗っていた。事故の影響で猪苗代磐梯高原―磐梯熱海IC間上下線が午前7時50分から一時通行止めとなった。

バス手配の経緯

北越高の担当者によると、マイクロバスは6日午前5時半ごろ、男子ソフトテニス部員20人を乗せて学校を出発、練習試合のため富岡町に向かった。生徒は練習試合の後、日帰りで新潟に戻る予定だった。同校はソフトテニスの全国大会常連校。関係者によると、男子ソフトテニス部の顧問が、バスと運転手の手配を新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」に依頼。同社の営業担当が知人を介して男性(68)に頼んだ。男性は社員ではなく、営業担当と男性に直接の面識はなかった。事故歴なども把握していなかった。

レンタカー使用の背景

バスはレンタカーで、貸し出した店は点検で車両に異常はなかったとしている。学校側から予算を抑えたいとの要望があり、レンタカーで対応したという。蒲原鉄道の営業担当はバスをレンタルする際、男性本人の免許証ではなく、自身の免許証を提示していたという。使用目的は「北越高の部活のため」だった。これまでにも複数回、営業担当の免許証を提示したケースがあったという。蒲原鉄道側は、運転手の免許証を示さずにバスをレンタルしたことについて問題があったかどうか問われたが、明確な認識を示さなかった。

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