部活バス事故で顧問が後悔「事故りました」LINEで知る 磐越道
部活バス事故で顧問が後悔「事故りました」LINEで知る

福島県郡山市の磐越自動車道で、部活動の遠征先へ向かう北越高校(新潟市)男子ソフトテニス部員20人を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突し、1人が死亡する痛ましい事故が発生した。事故から数日後の2026年5月10日、同校で開かれた記者会見に出席した部の男性顧問が、事故当時の具体的な状況と自身の後悔の念を語った。

「事故りました」のLINEが知らせた悲劇

練習試合が予定されていた福島県富岡町へ向けて、顧問は自身の車で移動中だった。6日午前、バスに乗っていた部員から「事故りました」というLINEメッセージを受け取り、初めて事故の発生を知ったという。すぐにパーキングエリアに車を止め、その部員にバスの現在地を地アプリで送らせたところ、自身がバスの数キロメートル先にいることが判明した。

顧問は最寄りのインターチェンジで高速道路を一度降り、来た道を戻ろうとした。しかし、そのころには反対車線も通行止めとなっており、現場に近づくことはできなかった。

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「同乗していたら」という後悔

顧問はもともと、同じバスに乗って遠征先に向かう予定だった。しかし、別の用事があって自身の車で移動することにしたという。会見では「同乗していたら何かできたかもしれない」と悔やむ言葉が漏れた。また、運転手については「特に変わった様子は感じなかった」と述べ、当日朝5時20分ごろの出発時には異変は見られなかったと振り返った。

この事故を受け、学校側は安全対策の見直しを迫られている。会見では、過去の請求書に「レンタカー代」の記載があったことや、事故現場に3万3000円の封筒が見つかったことなど、新たな事実も明らかになっている。警察は運転手の過失や運行管理体制について詳しく調べている。

部員たちは突然の悲劇にショックを受けているが、顧問は「子どもたちの心のケアを最優先にしたい」と語り、再発防止に全力を挙げる姿勢を示した。

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