読売新聞は2026年6月1日、東京本社の会社見学に分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を導入した。障害がある本社社員が自宅からインターネットを通じてオリヒメを遠隔操作し、ガイドと共に来訪者を案内する取り組みである。
オリヒメとは
オリヒメは、障害や病気などで外出が難しい人でも社会に出て働くことができるよう、オリィ研究所(東京)が開発した小型ロボットだ。企業や自治体などに貸し出されており、これまでにも様々な現場で活用されている。読売新聞は同日からオリヒメを3機導入し、操作を行うパイロット役として障害者3人を新たに雇用した。
導入記念式典
この日はオリヒメの導入を記念して、東京本社で会社見学の出発式が行われた。読売新聞グループ本社の山口寿一社長はあいさつで「3人は、オリヒメを遠隔操作して社会に参加してきた。今日から読売新聞の新しい仲間だ」と述べた。また、オリヒメの開発者でもあるオリィ研究所の吉藤オリィ所長は「読売新聞で新しい挑戦ができることをうれしく思う。新たな働き方が生まれることを期待している」とコメントした。
実際の見学
式典後、名古屋市立天白中学校の生徒約20人が、ガイドとオリヒメによる案内で社内を見学した。オリヒメはガイドの肩に乗り、生徒たちとコミュニケーションを取りながら案内を行った。
今後の展望
読売新聞は、この取り組みを通じて障害者の雇用機会を拡大し、多様な働き方を推進する方針だ。会社見学はホームページで受け付けており、今後もオリヒメを活用した見学が行われる予定である。



