京都府の西脇隆俊知事は22日の記者会見で、学校法人同志社が運営する同志社国際高等学校(京都府京田辺市)の安全管理について、「著しく適切さを欠いていた」と厳しく批判した。その上で、「二度と悲惨な事態を招くことのないよう是正する必要がある」と述べ、同校に対して指導通知を出す方針を明らかにした。
私学助成金の減額も検討
西脇知事は、調査の結果、法令違反などが明らかになったとして、現在交付している私学助成金について「減額せざるを得ないと考えている」との見解も示した。この措置は、私立学校を所轄する立場としての判断だという。
転覆事故を受けた文科省の指導
この問題は、沖縄県名護市辺野古沖で発生した船の転覆事故をきっかけに、文部科学省が学校法人同志社を指導したことに端を発する。文科省の指導を受け、京都府が独自に調査を進めていた。
京都府は、今回の指導通知と助成金減額を通じて、同校の安全管理体制の抜本的な改善を求める方針だ。今後の対応によっては、さらなる措置も検討されるとみられる。



