兵庫県たつの市の住宅で発生した母娘殺害事件について、兵庫県警は22日、新たな詳細を明らかにした。被害者の74歳の母親と52歳の娘には、抵抗した際にできる傷が確認された一方、背中には傷がなかったことが分かった。母親は屋内の玄関付近で、娘はその先の廊下で倒れており、県警は何者かが玄関から侵入し、正面から襲撃した可能性があるとみて捜査を進めている。
事件の経過と捜査体制
県警は21日、本事件を殺人事件と断定し、たつの警察署内に特別捜査本部を設置した。司法解剖の結果、2人の死因はいずれも首を刃物で刺されたことによるもので、母親は失血死、娘は出血性ショックで死亡したとみられる。凶器は刃物と推定されているが、現場周辺の徹底的な捜索にもかかわらず、未だ発見には至っていない。
今後の捜査の焦点
捜査本部は、犯行の動機や犯人像の解明に向け、周辺の防犯カメラ映像の解析や、近隣住民への聞き込みを強化している。また、2人の交友関係や日常生活におけるトラブルの有無についても、詳細な調査を進める方針だ。県警は「情報提供を広く呼びかけたい」としている。



