玄関を開けると動物園、事情抱えた命を引き取る男性の思い
玄関開けると動物園、事情抱えた命を引き取る男性

玄関をくぐると、そこは動物園。奈良県下市町阿知賀にある一見普通の二階建て民家が、実は「民家動物園」として親しまれている。吉野川の近くに位置するこの施設では、愛らしい動物たちと触れ合ったり、エサをあげたりしながら、ゆるやかな癒やしの時間を過ごすことができる。人懐っこい動物たちだが、それぞれにここへ来た事情があるようだ。

エール動物園の誕生

「エール動物園」がオープンしたのは2025年4月のこと。ヤギやミニブタ、ポニー、ウサギ、リクガメ、トカゲやヘビ、ミーアキャット、ジャコウネコなど、約30種類、約60匹の動物が屋内と屋外の敷地で暮らしている。土曜・日曜・祝日に開園し、ワンドリンク付きで千円で入場できる。

園長の思い

園長の堀本慎也さん(34)は、「犬や猫には保護団体があるけど、この子たちにはなかったので」と語る。堀本さんの実家はパン店を営んでいたため、食べ物を扱う関係でペットは飼っていなかったが、動物が好きだったという。

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保護のきっかけ

2020年ごろ、和歌山県の人から「ミニブタが増えたので手放したい。引き取り手がいなければ明日にも処分する」と聞かされ、すぐに譲り受けた。それを機に、「助けられる命があるなら」と、SNSで情報を見つけては動物を引き取るようになり、一時は約100匹にまで増えたこともあった。

タカの保護

タカの一種であるハリスホークも保護されている。この記事は有料記事です。残り687文字。有料会員になると続きをお読みいただけます。

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